今回はドローンの機体保険について紹介していきます。
ドローンをフライトさせるときには、必ず墜落のリスクがあります
■目次
2種類のドローン保険
ドローン保険には2種類あります。1つは対人対物保障の賠償保険です。2つ目がドローン本体にかける保険です。
1つ目の賠償保険は必ず入りましょう。何か事故があった時に個人では負担しきれないほど額を支払わないといけない可能性があります。
2つ目のドローンの機体保険についてはどちらでもよいですが、入っておくほうが精神的にも安心します!
賠償保険(施設賠償責任保険)
エアロエントリ―DJI保険は、DJI商品を購入したら1年間無料で対人1億円対物5000万円がついてきます。登録も5分とかからないので購入したらすぐに登録しましょう。詳しくは下の関連記事をご確認ください。内容から登録方法まで書いています。
また、2年目以降やDJI商品以外のドローンを購入した場合の保険はRCKラジコン保険をおすすめします。理由は対人対物1億円の保険を2年間4500円で加入できるためです。かなりお得です。
くわしくはこちら
ドローンの機体保険
簡単に言うと保険に入っていれば、対象となる機体の新価が支払われます。
しかし、条件などがあるためエアロエントリ―のページを詳しく見てみましょう!
機体保険の事故例で支払われた例
墜落や空中での他物との衝突、落雷など偶然な事故によってドローンに生じた損害に対して、保険金が支払われています。以下3つの例です。
破損リスク
ドローンを操縦中、突風に煽られコントロール不能になり墜落。機体が大破。修理費用が必要となった。
操作回収費用
飛行中に機体をロスト(行方不明に)。機体の捜索のための交通費、宿泊費が必費となった。
その他リスク
保管中の火災、落雷、破裂・爆発、風災・雹(ひょう)災・雪災、水濡れ、盗難等によって生じる損害。
支払われる主な保険金の詳細
実際に支払われる保険金の種類とその計算方法などです。見るのが大変だな!と思う方は飛ばしてください。気になるところはどれくらいの金額で保険に入れて、どういった条件であれば保険が下りるのかというところだと思います。
補償内容・保険料
この保険について気になっている人はここからが興味深いところだと思います。対象は3プランあります。
保険にはABCの3つのプランがあります。個人で使用する場合Aプランがほとんどでしょう。とむ自身入っている保険はA保険です。
ABCの3つの保険の比較&保険料計算例
一番下にファントム4の保険費用例が書かれています。
Aパターンであれば保険金額はドローンの新価10%で、保険が適用されるときはドローン新価の2%を支払えば、ドローンの新価が支払われるということです。
保険金が支払われない場合
内容が多いため詳しくはこちらから。今回は大切な注意事項のみ引用します。
・操縦中に保険の対象が行方不明になったことによって生じた損害
・操縦中に保険の対象が回収不能になったことによって生じた損害
数多くありますが、以上の2つが非常に重要です。
ポイントは墜落・潰れたドローン本体が手元にないと保険は適用されません。
海・谷・川に墜落させ機体を回収できない場合は保険対象外です。とむ自身ドローンを2回殺してしまった経験がありますが、両方とも水没で回収不能なため保険適用外でした。痛すぎました。。。
ちなみに1度目は山と山の間にある電線が見えずそこに引っ掛けて川底に墜落しました。
2度目は崖と崖の間を飛ばしていたらノーコン(操作不能)になり谷底に落ちました。
それ以降はフライト場所を確認して飛行ルートをある程度頭に思い描いてフライトさせています。そして、電波が届かなくなりそうなところでは飛ばさないことにしています。
まとめ
とむ自身は保険のありがたみをまだ承ったことはまだありませんがこれからも保険に入る予定です。
理由は2つで、1つ目は保険に入ることで安心してフライトを行うことができること。2つ目はドローンを回収さえできる環境下を想定してフライトさせれば保険が適用されるとわかったためです。
賠償保険はもちろんですが、機体保険も何かあったときの助けになります。ドローンで事故しないために、墜落させないために練習することももちろん大事ですが、リスクを考えて保険に入ることも大切です。
それでは、また♪