構図を意識してドローン撮影しよう!空撮にも使える11の構図

とむ
今回はドローン撮影でも使える構図について紹介していきます。

そもそも構図ってなに?って方や聞いたことはあるけれども。という方が多いと思います。とむ自身構図を意識して撮影することは今日までありませんでした(笑)今までは感覚でこれいい感じだなといふうに撮影していました。

今回は実例をもとに空撮でも使える構図を紹介していきます。

構図とは

広辞苑引用、構図とは「絵画・写真などで芸術表現の要素をいろいろに組み合わせて、作品の美的効果を出す手段」とあります。

よくわかりませんね。簡単に言うのであれば「どのように撮影すれば綺麗に撮影できるか」ということです。

水泳で例えると、クロールや平泳ぎ、バタフライといった泳ぎ方が定まっています。野球でいえばアンダスローやサイドスローと投球フォームが定まっています。なぜ名前が付けられ定まったフォームがあるかはその泳ぎ方、投球フォームが効果的であるからです。

撮影の構図も同じように「どのように撮影すればきれいに撮影できるかが定まっている」ということです。

そのため、構図を知ることができればきれいに撮影できるポイントを知ることができるということです。

 

また、構図を意識した撮影にはグリッド線を使って撮影するとうまくできます。iPhoneでもドローンでもありますので是非試してみてください。

日の丸構図

撮影の中心に被写体を置いて撮影する方法です。

写真でも撮影でもドローンでもバランスが取れた綺麗な撮影ができます。今回の例は引いて撮影していますがもっと寄って画面いっぱい真ん中に被写体を置いて撮影する方法も日の丸構図です。

2分割構図

空と山の夕焼けの色が変わっているところで2分割しています。

こちらは海と空で横の2分割、そして海と崖の境界線で縦の2分割をしています。同じ2分割でも撮影シーンが変われば写真の表情が変わりますがどちらもきれいな写真に仕上がっています。

3分割構図

名前の通り三分割した構図です。海と空の境界線、浅瀬で色が変わるライン&鳥の飛行ラインで3分割しています。

次は崖の頂上、崖の表面、海とのつながりで3分割しています。同じ3分割でも見た印象がかなり変わってくることがわかると思います。

4分割構図

名前の通り4分割した構図です。4分割したほうが分割したところが多くなるのでより多い情報を伝えることができます。

海と空の境界線、夕焼けの跳ね返り、宮古ブルーがわかる海、砂浜の4分割です。

三角構図

手前が広く、奥に行くほど細くなり三角形の形になる構図です。道路など奥行があるものを撮影するときに効果的な構図です。

ドローンを飛ばして川ぎりぎりに飛ばして、川が奥まで伸びているところを撮影したくてこのようにしました。

対角線構図

横や縦ではなく対角線のラインを意識して撮影に取り入れた構図です。

鳥の向いている方向と崖のラインを結んだ対角線です。

こちらは対角線1本だけですが、写真をちょうど半分に分ける対角線で2分割も兼ねています。影も活かした撮影です。

放射線構図

1箇所に収縮しているように見える構図です。今回は1方向のみですが、太陽の光が広がっていくような線も放射線構図です。

シンメトリー

シンメトリーは左右対称という意味です。写真は若干シンメトリーになっていないですが、黄色の真ん中のラインから左も右も同じです。こういった建造物をつかったシンメトリーもありますが、水面に反射したものを境目で分けてシンメトリー構図として撮影することもできます。

視線誘導

写真を見た人に目を泳がせる撮影方法です。道があるとどこまで続いているかを見てしまいます。ストーリー性がある撮影が可能になります。

極端に端に置く

こちらはドローン撮影ではありませんが、被写体を極端に端において風景を活かす構図です。

額縁構図

実際にこれは額縁を使っていますが額縁となるものの中に風景をとどめる構図です。

次は建造物の枠を使ってその中に風景を入れて撮影しました。

その他の構図

その他にも黄金分割構図、消失点構図、S字構図など例を挙げればきりがありません。

全ての構図で共通して言えることはどの構図でも景色の中から「 線 」を見つけ出し、その「 線 」をどう撮影に取り入れるかということです。

そのため、撮影している中であなた自身のオリジナルの構図を見つけることも可能です。

まとめ

構図を知ることで「どのように撮影すれば綺麗に撮影できるか」がわかってきます。今回紹介したのはよく使われている構図でドローン撮影でも比較的流用しやすいものです。

なんかこの映像いいな。と思うもには何かしらの構図が使われていることが多いです。今回この紹介ページをつくるまでとむ自身構図のことを意識していませんでした。

構図の勉強をした後、自分が撮影した映像を見た時にいいなと思ったものは全て何かしらの構図が関係していました。

逆に言うのであれば、「構図を意識すれば意図的に魅力的な撮影ができる」ということです。

 

ドローンの撮影がうまくなるためには基本的な操作やカメラのチルト操作、飛行方法などいろいろありますが、「構図」を意識することで1段上の撮影ができるようになります。意識するだけで大きく変わるので是非トライしてみてください。

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それでは、また♪

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ABOUTこの記事をかいた人

大好きなドローン片手に日本全国を旅しています。 ドローンを購入するためのお金の稼ぎ方から、 ドローンのルール、撮影・編集テクニック、 日本全国飛ばすことのできる許可まで幅広く紹介していきます! ☆旅・ドローン・創ること がすきです。☆