今回紹介するのは実際にとむが全国包括飛行許可を取得した方法を紹介していきます!
今回紹介するのは取得方法のみです。しかし包括許可をとっても気を付けないといけないことがあります。全国包括許可をとってもフライトさせてはいけないところ、してはいけないフライト方法などを下記記事で紹介しております。
行う手順としては目次の通りです!
日本全国包括許可
日本全国包括許可の取得は何年か前よりも非常に簡単になり、個人でも比較的簡単に取得できるようになりました。ただし、日本全国飛行包括許可をとったからと言って何をしてもよい許可を得たというわけではありません!!
詳細については別記事をご覧ください。後日整備していきます!!
DIPS
全国包括飛行許可の取得が比較的簡単になったのはこのDIPSというオンライン上で申請を済ますことができるようになったためです。今までは紙書面で10何枚書類を書いて提出して、不備事項は資料が返ってきて提出しての繰り返しでした。
しかし、DIPSができたことで申請の手直しはパソコン一つで簡単にできるようになりました。
今回はDIPSを使ってとむがMavicAirの全国包括飛行許可を取得した方法を包み隠さず全て公開いたします。
アカウントの登録
DIPSで「初めての方」からアカウントを作成します。
利用規約をすべて読んでから同意するを押して進んでください。
すると個人情報の入力画面になるので必要事項を入力します。
全て入力が終わりましたら確認画面に来ます。問題がなければ登録するで登録してください。
下記のような通知が来ますので届いたメールアドレスから本登録を済ませます。
URLからリンクへ飛ぶと本登録が完了します。
アカウントを使ってログイン
次は登録したアカウントを使ってログインします。
登録したIDとパスワードを入力します。
するとメニュー画面が出てきます。いっぱいで大変なような気がしますが1個ずつ進めて行けば難しいことはありません。
機体情報の登録
まずは機体情報の登録、一番左上のボタンを押して進みます。MavicAirの場合はホームページ掲載無人機です。DJI商品でしたらすべてこちらからいけます。メリットとしては機体の重さやバッテリーの時間、飛行速度といったことを入力しなくて済むので便利です。
HPに載っていない商品でしたらすべて調べて自分で入力しないといけないです。
HP掲載無人機をクリックした後に、メーカー名と機体名を入力して検索します。
検索結果が出てくるので選択すればOKです。
選択した後に、機体の製造番号を入力します。MavicAirの場合は機体の側面とバッテリーを外したところに書いています。
その次の、自作機・改造機ではないので問いはスルーで構いません。
次へ進むで完了しましたら、下記写真のように機体の登録が完了です。
操縦者情報の登録
次は画面一番右上にある操縦者登録を行います。ドローン学校や教習を受けてなければ技能認証無から進みます。
まずは個人情報を入力していきます。
次に3から7は実際に自分自身が技能・知識を有しているかをチェックしてください。基準内容は右の基準内容をクリックしましたら詳細が出てきます。
8に関しては、ドローンに関しては回転翼航空機の欄に4項目の時間を入力してください。
入力できましたら、機体の登録になりますので、先ほど機体登録した機体を選択してください。
登録しましたら以下の写真の画面に映ります。これで操縦者登録は完了です。
OKをおすと登録されたことが確認できます。
申請書の作成
つぎは申請書の作成です。
1・(1)で飛行の目的を入力します。趣味だけだと通りにくいので業務と合わせて申請することをおすすめします。実際に趣味だけで飛ばす人もいるかもしれませんが、とむの場合は趣味のほうが多いですが撮影依頼を受けることもあるので業務も含めています。
(1)の②と③は申請してもとおらなかったです。また、②と③のシーンでフライトさせることはないのでなしでも問題ないですね。
(2)は①だけであれば記載なしで構いません。
(3)は調整機関名、調整結果は「調整なし」のみでOKです。ムダな言葉を書いたら申請にとおりません(笑)とむは調整なしとだけ書いてくださいと申請書が返ってきました。
次に禁止されている飛行で、実際に飛ばしたい項目を選択してください。
(2)の②、⑤、⑥は使用しないのでチェックを外したほうが良いことと、これをチェックした場合は全国包括許可は通らないと思います。②・⑤・⑥をするためには個別申請で経路の提出までしないと通らないです。(とむが調べてみて、やってみて、わかったことです。)
全国包括飛行許可をされる場合は3は年間を☑、開始日は登録作業をしている2週間以上先で登録するのがポイントです。申請書を送って10日ほど返信に時間がかかるためです。またそこから手直しすることを考えたら、時間には余裕を持たせておくのがベターです。
4では特定の場所・経路で飛行しないを☑すると全国包括飛行許可になります。写真は右側に☑がついていますが気にしないでください。
ちなみにここまで、進んでダメなことがあったらこのような手直し依頼が来ます。ここで指示通りに調整します。
誤ったところを訂正して進みましたら、次の画面に進みます。全国包括飛行許可であれば、日本全国に☑を入れてください。飛行するための条件には「マニュアルを尊守し、プロペラガードを装着して安全に飛行させる」と入力してください。
不適正なことがことが書かれていれば申請は通りません。
次に申請先に関しては、右側の申請先でどこへ申請すれば良いかを確認してください。
次へ進むを押して次の画面へ行きます。事前に登録しておいた機体と操縦者を登録します。
MavicAirだと申請基準に満たしていませんといわれ、かなり焦りますが落ち着いてください。だいじょうぶです(笑)
こうなった場合は追加基準をクリックしていかに安全に飛行させるかの報告を致します。
まず、物件に接触した時の危険性の対策としてプロペラガードを装着させるにクリック。証拠写真をアップロードします。
プロペラガードの証拠写真↓
次のものもチェックを入れて証拠写真をアップします。
次にでてくるものもチェックを入れて証拠写真をアップします。
リターンホーム機能をスクショして合成したものをアップしました。
ここを済ますことができたら峠は越えたようなものです。この部分が一番大変でした。
次へ進みます。ドローン教習などはいっていなければ、航空局のマニュアルを使用でOKです。
ここでは申請書が出来上がった時に電子データとしてわたすか、紙ベースで渡すかどちらかの選択を行います。とむは電子データを取得した後、紙ベースもほしかったため後ほど申請しました。ドローンバッグにいつも入れて持ち運んでいます。
ここまできましたら、すべての書類が完成したので確認して次に進めばOKです。
はい!!これにて完了です!!後は返信が来たものに対して多少の修正を行うだけでOKです。
まとめ
全国包括飛行許可の完全マニュアルはいかがでしたでしょうか?DIPSのサービスを使えば初めての方でも登録できます。またMavicAirであればとむの実践データをみながらやれば申請書は簡単に作ることができます。一つ気を付けてもらいたことが、何度もしつこいようですが全国包括飛行許可をとれば何をしてもよいということではないのでお気を付けください♪
それでは、また♪
はじめまして神奈川のindyといいます。
全国包括申請を取得したいこと、MavicairでATTIモード出来ないか、で検索して辿り着きました。
貴重な情報のご提供ありがとうございます。
頂いた情報を参考に挑戦しようと思います。
Mavic airはまだ1カ月程度の超初心者ですがトイドローンと比較すると
とても安定しているので驚きました。
操縦する楽しさは減った気もしますが撮影などの余裕が大きいですね。
コンパクトなので色々連れ出すことも可能で楽しみです。
これからも、とむさんの情報で勉強させて頂きます。
今後も頑張ってください。
indyさん
こんにちは!コメントにきづくのがおそくなってしまい申し訳ありません。
コメントもらえてすごい嬉しいです。
僕もATTIモードをしたかったのですが、マビックちゃんでは難しいですね。
最近きづいた方法は地下で飛ばすことです。電波が届かないのでATTIモードになりがちです。
ただし、そういう場所がほとんどないのですが、、、
そのため、トイドローンの安いもので、飛ばしにくいもので練習しました!
ご参考になれば幸いです。
ドローンに関する記事は書ききった感があるので、欲しい内容がありましたら記事書きますので、
教えてもらえたら幸いです☆
とても参考になってます、返信ありがとうございます。(こちらも遅れちゃいましたすみません)
MavicAirはコンパクトで持出し易い点が気に入ってます。
来月は棚田の散歩に行くの、撮影下手でも自分達の思い出になればいいなと思ってます。
こちらのアドバイスを参考にさせて貰いながら練習してますが、
動画などは後で見ると、欲張り過ぎてたり、修正舵のつもりで大失敗してますね。
難しいです。
indy様
マビックエアは本当に持ち運びよくて最高ですよね!
いずれ記事で追加も考えているのですが、クイックショットだけを使って撮影しても面白いかもしれません。
これであれば操作がうまくいかずともきれいに撮影できます。
アステロイドから始まり、ブーメランや自動追尾、サークル等。
もちろん自分で行ったほうが、理想の絵が手に入りますし、操作練習にもなるので自分でやるほうがおすすめですが、
そういった方法もありますので共有いたします☆