ドローンは実は寒さに弱いんです。正確に言うとドローンに使っているバッテリーが寒さに弱いのです。
フル充電してるからと言っていつも通り遠くまで飛ばしたら、「あれ??いつのまにか電池が全然ない!やばい」ということにもなりかねません。
今回はそんな症状がなぜ起きるのか?そして、それに対する対処方法を紹介していきます。
ドローンちゃんは寒さに弱い
ドローンのバッテリーが寒さに弱い理由
気温が低いとバッテリーやバッテリーを使う機械、iPadなどが不具合を起こす危険もあります。極寒の日にスマホの調子が悪くなったりした経験はありませんか?
この現象が起きる理由としては、バッテリーは化学反応で電気を作っているからです。温度が低くなると、化学反応が鈍くなり、バッテリーの電圧が下がるのが早くなるため調子が悪くなることもあります。
ドローンのバッテリーで冬に時々起きる症状としてはフル充電していたはずなのに急に20%になるなど、バッテリーのヘリがすごい早くなります。
バッテリーの温度が低い時に無理にプロペラのモーターを回すと、春や夏に比べてより強い電力でモーターを回すことになるため、バッテリーへの負荷が大きくなります。その結果、バッテリーの消費電力も大きくなり急に50%→20%となることがあります。
結論として、墜落の原因につながります。。。
寒い中でも安全にフライトさせるためには
温めます。バッテリーを温めます。シンプルです(笑)
一般的に、電池の使用に最適な温度は20℃~30℃といわれています。その温度にする工夫をしていきます。
手で温める
手が冷えていると全く効果はありません(笑)そのため、車での移動時等に収納ケースから取り出しておいてポケットで温めておくなどしておくと良いです。ただ予備バッテリーの数が多いととてもじゃないですが全部は無理ですね。
あっため装置を使う
一番よいのはこのバック型がバッテリーを複数入れれるので便利でしたが今は販売中止です。似たような商品もなく非常に残念です。。。
カイロを使う
使い捨てカイロだと何回も買わなければいけないことと、温度ががりすぎてバッテリーが爆発する危険性があるので、温度調整できる電気回路が次点でおすすめです。
ただし、こちらを使用するときは安全バッグや防火バッグに入れて使うのが安全です。このやり方はやったことがないので理論的には非常にありですが、危険性については謎です。
ただし、業者の方はクーラーボックスに回路を入れてバッテリーを温めているところもあるのでおおむね大丈夫だとは思いますが、、、自己責任でお試しくださいませ。
ドローンにがんばってもらう
ここまで対策を書いてきましたが、とむは恥ずかしながら手で温める&ドローンに頑張ってもらうという作戦しかやってきていません。すいません。。。
理由は今までドローンのバッテリーの電池がなくなりすぎて墜落の危険があった。という体験がないためです。
注意していることはあります。それはドローンの飛距離とバッテリー残量を逐一チェックすることです。こうすることによってバッテリーの減りが早かったとしても安全に自分の場所へ戻すことができます。
まとめ
ドローンのバッテリーは寒さに弱く、消費電力が春や夏に比べて大きくなり電池が早く消耗します。このことを知らずにいつも通り飛ばすと電池がなくなり墜落の危険も出ていきます。
冬にドローンを飛ばすときは、飛距離とバッテリー残量を逐一チェックしましょう!さらに安全に飛ばすためにバッテリーを温めて万全の状態でフライトさせれば完璧です。
それでは、また♪